『反応しない練習』で学んだ【本物の自信】
こんにちは。
この本は本当に大好きで、全ページに付箋を挟んでしまいそうになる勢いなので、感想を文章に残すと言うことが本当に難しいのです。
とにかくストレスフルな現代社会で、マインドフルネスやフィットネスなど体も心も整えることが大事と言われていますが、ブッダが全く同じ事を言っていたことにまず驚きます。(「マインドフルネス」なんて言葉ではないですが。)
さらになぜそれが大事なのか、ブッダが説く観点からの説明が、不思議と腑に落ちるのです。2500年以上も昔の方なのに。
いや、だからなのかなあ。昔の人も現代人も、悩みの根っこは変わっていないという、歴史の重さでしょうか。
2500年経っても変わっていないのだから、今の自分の悩みがそう簡単に解決するはずがない。だとしたらそんな悩みに捉われず自分ができることだけに向き合ってそれを淡々と行う、というのは、確かに理に適った方法と思えます。
心は求めつづけるものと理解すると 〜中略〜 「このままではいけない」「何かが足りない」という得体の知れない欠落感や焦り、心の渇きが収まって「人生はこういうもの」ともっと大きな肯定が可能になるのです。
得体の知れない焦り、ありますよね。。とにかく自分に自信が持てないのです。
そして物にならない英語の勉強とかしてみちゃったりして、何かをやっている気になって紛らわすことの何と多いことか。
勉強したことを何かに生かすわけでもなく、勉強すること自体が目的になってしまっている。
はい、私のことです。
やってみて、少しづつできるようになって、経験を積んで、あるときふと振り返ったときに、「ああ、これだけ続けてきたんだ」と思える場所に立っている。ある程度成果が出せるという見通しが立つようになる。その時感じる手応えが、「本物の自信」です。
ブッダの考え方に照らせば「自信が欲しい」という考え方自体「不合理」だそう。
(自信があるかないかという判断はどうでも良いからとりあえず目の前のことをやりなさい。はいやります。)
それでも唯一自信を持てることがあるとすれば、それはすでにやったことに対してだというのは、考えてみれば当たり前のことなのにほんとうにぐさりと刺さります。
自信があるからやるのではなく、やるから自信がつくわけで、順序が逆なんですね。
自信がないからできない、と思ってやらずにいてはいつまでも自信が持てないのです。
■まとめ
本物の自信。ぐさりです。
ぐうの音も出ない。
しのごの言う前に、やりましょう。私が。
ありがとうございました。