家時間の充実をハカル日記。

編み物、本、時間管理。家時間が何よりも好き。

まずは目の前のことをしっかりとやる

こんにちは。

 

将来のこと、未来のことに想いを馳せるのも良いですが、未来のために日常を蔑ろにせずしっかりと生きろ、という文章は読むたびに本当に身が引き締まります。

 

何かを成すための道があるとすれば、それは今日という日をしっかりと生き、また明日という日をきちんと迎えるということにほかなりません。どこかに特別な道があるのではなく、あなたの足下にあるその道(日常)こそが、一番大事な道であり、その中に学ぶべきことが潜んでいるのではないでしょうか。

金閣寺銀閣寺の住職が教える 人生は引き算で豊かになる 有馬頼底

 

SNSを見てもセミナーや講座が溢れかえっています。自分も何かを始めなければならないような気がして焦りばかりが募ると、目の前のことが見えなくなってしまいます。焦らないためのセミナー、なんてものまであったりして。

然るべき場所へ行き然るべき講座を受けるとか、然るべき場所で然るべき仕事をするとか、そうでなければ自分が成長できないような、社会から置いていかれるような感覚になってしまうのです。

そんな妙な焦燥感は捨てて、まずは日常の必要なことをしっかりとやってみる。

 

日々の生活や仕事の中から学ぶには、無意識でやっていた日常の雑事を意識的に行うことも大切です。丁寧に意識を向けるからこそ、気づきや学びが生まれてくるのだと思います。

それは自分の好きなことだったり、自分を見つめなおすことにもつながっていく。

しっかり足元を見ることで、自分が既に持っているものやできることに正しく目が向き、落ち着いた心を保つことができるのではないかと感じました。

そして、それでも然るべき場所や然るべき仕事が自分に必要と思う(焦燥感からではなく心からそう思う)のであれば、それから行動を起こすのでも遅くはないと思うのです。

 

まずしっかりと地に足をつけて、自分の土台をしっかりと作りたいと感じました。